河童の由来は大まかに西日本と東日本に分けられ

西日本では大陸からの渡来とされるが、東日本では安倍晴明の式神、役小角の護法童子、飛騨の匠が仕事を手伝わせるために作った人形が変じたものとされる。

両腕が体内で繋がっているのは人形であったからともされる。

大陸渡来の河童は猿猴と呼ばれ、その性質も中国の猴に類似する。

九州北部では河童の神を兵主部羅神ということから、熊本県のヒョウスベもその一派であると考えられる。

河神が秋に山神となるように、河童も一部地域では冬になると山童になると言われる。

大分県では、秋に河童が山に入ってセコとなり、和歌山県では、ケシャンボになる。

いずれも山童、即ち山の神の使いである。

また、河童は龍などと同じ水神ともいわれる。

つまり、こうした伝承において河童は自然霊の化身であるとも言える。

悪戯好きな性格の自然霊は、子供のような純真無垢な人の周りに集まり易いと伝えられている。
update:2010年03月06日